「うたの集い」に行ってきました!


 総務の武田さんの紹介で9月24日に五井公民館で開催された「アコーディオンいちはら第68回うたの集い」に行ってきました。ないとうひろお先生のお話と指揮で懐かしい曲を皆で歌う集まりです。今回で68回目ですから大変長い間皆さんの支持があって続いている催しです。


 演奏開始30分くらい前でしたが受付では何人もの参加者が並んでおられました。参加料300円と歌集代300円を払って会場に入るとアコーディオンを演奏する皆さんが準備を整えて並んでいらっしゃいます。私は空いていた前から3列目に座りましたがそれからも入場者は増えて最後には満席になりました。後で聞いた話ですが参加者は毎回60人~80人くらいだそうです。


 演奏は、ないとう先生の指揮で“ふるさと”から始まります。たちまち会場は歌声で包まれます。

 次は“里の秋”です。作詞された東金出身の斉藤信夫先生の話があり、“秋の夜半”、“小さな世界”と続きます。

 歌の好きな人が話合う場、歌う場として学生の頃に通った歌声喫茶と同じ雰囲気です。

 

 違いはお歳を召した方が多い、テンポもゆっくりした曲が多い、アコーディオンが10台もある、飲み物が出ない事などです。指揮者は「アコーディオンいちはら」のメンバーが交替で努めます。


 “砂山”は北原白秋の詩に中山晋平と山田耕作の二人が作曲している事が話されて二曲とも歌ってみます。さらに歌集の楽譜のC記号が4拍子であることの説明がありました。

“北帰行”、“川岸のベンチで”と続きます。“シェナンドー”がミズーリ川の船乗りの歌であることのお話があります。


 一旦休憩があって後半は“若者たち”で始まります。1966年にテレビドラマの主題歌として作られた曲です。私も大学生の頃に歌いました。ないとう先生がテンポや強弱を付けて指揮されるので程よいメリハリもあって肩に力が入らず楽しく歌えます。


 “小さい秋見つけた”を歌う前には「だれかさんが」を3回繰り返すのですよと声がかかります。


 次に3/8拍子で少し難しい“ウインわが夢のまち”を練習しました。この曲は歌った事はありませんでしたが皆に合わせて直ぐに歌えるようになります。3拍子は馬に乗ったときに感じるリズムだそうです。


“庭の千草”を歌った後で虫の声は日本人には美しい音色として聞こえるが海外の人は騒音に聞こえる話がありました。

 “禁じられた遊び”、“コサックの子守唄”、“オールドブラックジョー”と外国の曲を歌いました。 


 最後に“星よお前は”を野中さんという方が独唱されました。

歌が終わった後でないとう先生のスコットランド民謡のアコーディオン演奏がありました。

演奏後に、ないとう先生へ大変楽しかったと挨拶をしてきました。



ないとうひろお先生のプロファイル

 (クラブツーリズム「旅の文化カレッジの講師」より)

 1934年生まれ、銀行員として勤務しながら、 プロ音楽家の活動を始める。 1994年の定年退職後は千葉市 のビアレストランでアコーディオン奏者として活躍するかたわら 合唱団や邦楽グループの指導、指揮、 編曲などを行っている。

写真はクラブツーリズム「歌の広場」講師面談より。

市原市合唱連盟

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