挨 拶



新型コロナウイルス感染症の蔓延であらゆるイベントや集会の自粛が求められています。


 加盟合唱団も公民館などの閉館が続き練習ができません。合唱祭の為に選んだ新曲の練習ができない、歌わないので声が出ない、歌いなれた曲も忘れてしまう、団員の絆が失われる等、練習場が使えなくなって初めて練習の大事さが分かります。


 しかし合唱はコロナウイルス感染リスクが高いと言われています。コロナウイルス感染防止の為に厚生労働省から換気の悪い密閉空間、大勢が集まる密集場所、間近で会話する密接場面の3つが重なることを避けるように通達が出ています。合唱練習は締め切った音楽室で多人数が集まって歌います。対策をしようにも音楽室は音が外に漏れないように窓を閉めている。唾や咳の飛沫を防ぐマスクをしては苦しくて歌えません。人の間隔を2mも空けて練習する余裕はありません。先日、岐阜県で合唱団がコロナウイルス感染して男性団員が亡くなったニュースを聞きました。皆で集まって練習をしない事はつらいが団員の感染防止の為に重要な対策だと思います。感染リスクを避ける為に総会も郵送で行う事にしました。皆さんも練習場が閉鎖されている間は上記の3つの場所へ行くのを避けてご自分の健康維持に努めて下さい。公共施設の閉館が何時まで続くか不透明ですが今は我慢する時期だと思います。



令和二年四月

市原市合唱連盟 会長 鈴木勝典





令和元年を迎えるにあたって


 勝又会長から引き継いで一年、両副会長や役員、理事の方と一緒に夢中で活動してきました。

 六月に連盟独自のホームページを立ち上げ各団の紹介記事を掲載しました。

演奏会情報、合唱祭の写真など加盟団体の活動状況を社会に発信しています。

アクセス数は平均すると毎月200回程度です。

 九月に「観客も歌い手も楽しめる歌の祭典」を目指して合唱祭を開催しました。

オープニングでは市原中央高校合唱部を中心に各団体の代表と「ハッピーいちはら」を歌い古典舞踊さんの踊りも加わって賑やかでした。中間に若手音楽家による演奏を聴き日本舞踊と一緒に浜千鳥を会場全体で歌いました。最後は故勝又会長、故吉住先生を偲んで「さようなら」と大地讃頌を歌って閉会しました。

参加団体の写真はホームページに掲載しています。台風が迫る悪天候の中で19団体が参加され、約600人の方が来場されました。

三月の合唱講習会では人気オペラ歌手の加耒 徹さんを講師に迎え、合唱組曲「旅」から「行こうふたたび」を皆さんと一緒に歌いました。講習後のミニコンサートでは迫力のある歌声に間近に接する事ができ感激しました。

参加者は会員以外の方を含めて161名。会場の青少年会館集会室は満席になりました。

昨年は勝又会長さん、吉住先生と二人の大先輩を亡くし加盟団体も2団体失った事は大変残念でした。不慣れな事もありご不満もあろうと思いますが今後も連盟の発展の為に頑張りますのでご協力をお願い致します。


市原市合唱連盟会長 鈴木勝典

令和元年皐月







市原市合唱連盟年頭の挨拶



昨年は4月に会長、副会長、役員が改選され新しい体制で

〖自前のホームページで加入団体の活動状況を社会に発信する〗

〖歌って楽しい、聞いて楽しい、見ても楽しい合唱祭〗

〖みんなが参加したくなる合唱講習会〗

を目標に活動してまいりました。

 5月には前会長故勝又訓子さんと市原混声合唱団、コーラスさんわの指導者であった故吉住忠義先生が相次いでお亡くなりになりました。お二人とも市原の合唱文化と連盟の発展に尽力されました。あらためてご冥福を祈りします。

 9月の合唱祭は台風の襲来が危ぶまれるなか、参加された皆さんの努力で無事開催することができました。またコーラスと日本舞踊のコラボレーション、プロ演奏家の四重唱など新企画も成功させる事ができました。

 合唱講習会は人気オペラ歌手を講師に招き今年3月の開催に向けて、現在、チラシやポスターの準備をしています。

 ホームページは加盟団体の活動状況、合唱祭で演奏曲などをタイムリーに発信することでVOCEと並んで連盟の広報活動に貢献できるようになりました。

今年は役員任期が2年になったことで同じメンバーで活動いたします。

昨年同様に加盟団体の皆さんのご協力、宜しくお願致します。



市原市合唱連盟会長 鈴木勝典

2019年1月元旦








鈴木会長の就任挨拶


4月から会長をやることになりました市原グリークラブ鈴木です。

 私は鳥取県の田舎で育ちました。合唱経験は小学生のときに郡の合唱コンクールに出る為に練習をさせられた事が始まりです。やんちゃ坊主の私は野山で遊びたかったのを無理やりメンバーに入れられ歌わされたことを60年以上たった今も鮮明に思い出します。まじめに合唱に取り組んだのは大学生になってからです。歌う事は勿論、合唱団を運営する方法を一から学び団長までやりました。この時に一緒に努力した仲間とは今でも旅行や会食で家族ぐるみの付き合いを続けています。会社に入って配属されたその日から社内合唱団に入りしばらく続けていましたが喘息になって歌えなくなり退団しました。

 それから10年くらいして喘息が収まってきてから市原グリークラブに入り、以来30年近く歌っています。退職してから市原グリークラブの団長をやることになり理事として連盟の仕事をするようになりました。いま日本は少子高齢化によってあらゆる活動が停滞ぎみです。現役世代は仕事や子育に忙しい中で趣味に合唱を選ばれることが少なくなっています。合唱連盟に加入されている合唱団でも現役世代から入団する方が少なく高齢化が進んでいます。連盟にも近年は新規加入団体がありません。

 こんな状態から抜け出す為には加入団体が自らを奮い立たせて活動するしかありません。広く皆様方のアイデアを集め現役世代の方に合唱の良さをアッピールし市原の文化活動の活性化にお役に立てるように頑張りますので宜しくお願いします。




市原市合唱連盟の発祥の日



 市原市が出来て3年目の1966年(昭和41年)4月に京葉工業地帯の企業、職場の合唱団8団体といちはら女声コーラスとで市原市合唱連盟を結成しました。現在は企業、職場の合唱団は無くなりましたが女声合唱団9団体、混声合唱団1団体、男声合唱団1団体合計11団体で構成されています。

合唱祭も今年で52回ですから結成いらい毎年欠かさず開催している事になります。





合唱連盟の活動の活性化のために考えていること



 ◆現役世代(社会で現役として働いておられる世代)に選んでもらえるような企画を提案し実行する。

 ◆H.P.(ホームページ)の活性化

 現役世代に合唱連盟の事を知ってもらうためH.P.を使いできるだけ多く情報発信をします。団体の活動状況、演奏会情報、ミニ演奏会 など皆さんから提供して頂いた情報をH.P上にアップします。地域のミニ新聞にも情報を流します。

歌って楽しい、聞いて楽しい、見て楽しい合唱祭

近年の合唱祭は幼稚園の演奏が終わると観客の方がどっとお帰りになり観客は関係者だけになります。演奏時間、伴奏楽器、小道具、アナウンスなど規制を緩めると共に全体合唱の時間を増やし歌好きな方も存分に歌って楽しんでもらう。

◆若い人達に加盟してもらえるような合唱連盟になる。

  今までの活動の結果として自分達で敷居を高くして若い人に魅力ない合唱連盟になっています。小学校、中学校、高校にも合唱祭参加の勧誘に出向き、この方達が成長し市原で合唱団を結成された場合に合唱連盟に加入したいと思うような活動をします。

合唱連盟の役目

加盟団体の活動を後援する。

演奏会のお知らせを市の広報に載せる事ができます。

駅、公民館など公共掲示板へポスターなど貼り出す事ができる。

合唱祭を開催し加盟団体だけでなく小グループにも発表の場を提供できる。

合唱レベル向上の為の事業。講習会を開催する

加盟団体の交流、親交を深める

 

これからの合唱祭

毎年市文化祭事業に協力し市民会館大ホールを借り切って合唱祭を開いている。

加盟団体ばかりでなく幼稚園から高校までの学校や加盟団体以外の一般の合唱グループにも参加してもらっています。

合唱祭は歌い手ばかりでなく合唱に興味ある方々に見てもらい聴いてもらう場でもあるわけです。近年小学校や中学校の参加がありません。学校の参加があれば家族の来場が期待できます。今年は有力校や各種学校へも出向いて参加を要請します。

観客動員数を増やすには

近年の合唱祭では幼稚園の演奏が終わると観客の方がどっとお帰りになり会場に残っておられる観客は関係者だけになります。まことに寂しいばかりです。

我々はアマチュアであり有名でもありません。そんな合唱団が出演する合唱祭の観客を増やす為の努力は我々がするしかありません。何より出演する団員が楽しくなければ観客を呼ぶことができません。単独の演奏会でも観客を呼ぶ為に努力するのと同じように友人や知人に聞かせてみたい、見せてみたい合唱祭にする為のアイデアは積極的に取り入れて行きたいと思います。

□演奏時間を若干伸ばす事で組曲の良さを表現する。

□ゲスト演奏をやめ全体合唱の曲数を増やし歌いたい観客の要求に答える。

□市原市民歌をやめて防災無線で親しみのあるハッピー市原を全体合唱する。

□団の紹介アナウンスを自分達でやる。

□舞台衣装、小道具、ピアノの位置など各団の工夫に任せる。

出演する皆様方が工夫を凝らして演出すればきっとお客さんを誘いたくなる気持ちになります。

出演されるお一人が一人のお客を誘って来るだけでも200名の観客が増えます。

来客の方に楽しんでもらうためには

合唱祭はコンクールではありませんので皆さんの工夫次第で楽しめる合唱祭にする事ができます。合唱祭を活性化するには参加する団体の演奏の出来栄えを評価する必要などないわけです。上手な演奏をするに越した事はないが人数や練習量に制限があるアマチアの場合、コンクールの真似をして演奏の悪いところを指摘し評価する必要などないわけです。

私はそこのところの意識改革が必要な状況にあると認識しているわけです。 

例:全体合唱:伴奏や踊りも付けてハッピー市原を演奏し全体合唱でお祭り気分を盛り上げる。

例:合唱講習会で歌った曲を全体合唱する。

合唱講習会では多くの加盟合唱団員が参加しましたが混声3部合唱なので個々の団体の演奏会では歌えないのが現状です。皆が協力して全体合唱で歌えばこの曲を混声3部で歌う事ができます。ステージには各団の有志が、他の方は会場で歌えば150人の大合唱になります。

例:ロビーを使って情報発信

ロビーはお客さん全員が通ります。ここで自分の合唱団をアッピールしようではありませんか。団員募集のビラまき、ポスターセッション、練習風景の写真を添えた活動状況などやることはいっぱいあります。VOCHEを展示しても良い。H.P.はパソコンがある現役世代むけですがロビーに来られた全ての人に訴える事ができます。