合唱団訪問(市原混声合唱団)
合唱団訪問(市原混声合唱団)
4月21日に“ちいき新聞”の礒川記者と一緒に「市原混声合唱団」さんを訪問しました。 場所は光風台自治会館です。集会室は1階で階段を登らないので高齢者、障害のある方に易しい練習場です。太鼓やグランドピアノと共にカラオケセットも置いてありました。
練習時間は土曜日の18:00から20:00なので勤めている方も出席することができます。 指導者は吉住忠義先生、ピアノは鹿島和代先生です 17:45に吉住先生が到着。
小湊鐡道の歌声列車に乗った話をされました。満席で五井を出てから歌い続け、トロッコ列車とすれ違うときは“ふるさと”を歌い、養老渓谷駅で一旦降りて列車が上総中野駅で折り返してくるまでは駅で歌い、再び列車に乗ってから五井まで歌い続けだった。コーラスをやった事の無いと思われる人もいっぱい居た。先生の知った人も同乗されていたようです。
合唱祭についてこの日、到着前に観客に歌わせる演奏会を聴きに行ったが満席だったそうです。歌う事の好きな人はいっぱい居る。合唱祭での動員数は約600名だが関係者が300人含まれている。幼稚園が参加しないと動員数は大幅に減り合唱祭に大ホールを貸してくれなくなる。合唱曲といえばカラオケと違い取りつきにくい、敷居が高く感じてしまう偏見がある。結局聴く人の趣味に合わせないと客は集まらない。皆が歌いたい曲を歌って市民会館をいっぱいにしたい。合唱祭をなんとかして盛り上げたい私としては心強いお話でした。
18:00になると練習が始まります。最初は女性6名、男性7名でしたが後から女性1名が来られ14名になりました。吉住先生は独自の考えがあって発声練習をやりません。かわりに今日は大地讃頌を歌います。声量もあってよくハモッテいます。
最初の練習曲は井上陽水作詞、作曲、白石哲也編曲の「少年時代」です。楽譜に示されたDSと戻る場所、coda記号の説明と確認をしてから2、3回歌ってみます。最初のルルル個所が難しい。ベースやソプラノからできない個所を申し出て繰り返し練習します。ルルルのところも良くなってきた。言葉もはっきりしてきました。
2曲目は荒木とよひさ作詞、三木たかし作曲、横山順子編曲の「心の瞳」です。この曲は坂本九さんが1985年5月に発表した曲です。3ケ月後の日航ジャンボ墜落事故で坂本さんは亡くなってしまいました。長くよりそってきた夫婦愛が感じられる曲で発表から33年経った今でも人気があります。合唱曲でも動画アクセス数が210万回を超える人気です。心の瞳で君を見つめれば 愛すること それがどんなことだか 分かりかけてきた~ 1回通してからパート練習に入ります。ダメ出しヶ所を繰り返し練習するうちにだんだん出来上がってきました。 この間礒川記者はメモを取ったり写真を撮ったり忙しそうです。
3曲目は中村八大作曲の「明日がある」です。先生は「本当は舞台に上がるときからこのリズムに乗って入場したい」と言いながら指揮しています。
最後に倉品正二作詞、作曲の合唱曲「さようなら」を全員で歌って練習は終わりです。
すばらしい時はやがて去りゆき~で始まるこの曲を毎回歌っているのでハーモニーがすばらしかった。
吉住先生の合唱に対する考え方から歌い手も観客も満足できる演奏を目指している合唱団だと思いました。ありがとうございました。
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