合唱団訪問記(手話コーラスふれんず)
合唱団訪問記(手話コーラスふれんず)
4月21日に手話コーラスふれんずさんの練習を訪問しました。 場所は光風台自治会館です。会館内で菜っ葉やタケノコを販売していました。 広い集会室は1階の入り口から直ぐのところにあります。階段を登らないので高齢者、障害のある方に易しい練習場です。 太鼓やグランドピアノと共に片隅には光友会さん所有のカラオケセットもありました。
指導者は前会長の勝又先生、伴奏は豊田先生です。 定刻に近くなると徐々に団員が集まって来て合計16名になりました。横浜での演奏会直後で今日は出席が悪いそうです。
10時ちょっと過ぎに勝又先生が到着。 さっそくストレッチと発声練習が始まります。 アエイオウオウエイオ、アエイオアーと発音しながら声を出します。 半音ずつ順に上げてソプラノの声が出なくなると下げて行きます。 アだけでなくカやマもありました。発音が変わり音の高さも変わるので口の周りの筋肉の運動にもなり、効率的ですね。アルト、メゾ、ソプラノで和音を出しながら音程を変えて発声する練習もありました。
10時25分に歌の練習が始まります。 若松 歓作詞、作曲の「奇跡」で初めての練習だそうです。 夜空に広がる幾千の光~で始まる詩は神秘的です。フレーズ毎に順に練習していきます。 10時45分早めに休憩です。
休憩時間に4月15日~17日に横浜みなとみらいホールで開催された国際シニア音楽祭に参加したときの講評の紹介がありました。有名な先生6名が講評を書いておられます。 国際シニア音楽祭は平均年齢60歳以上で最年少者が50歳以上、出場団員数20名以上が出演条件だそうです。市原市からは手話コーラスふれんずさんだけの参加ですが北海道から沖縄まで、更に台湾からも2団体を含め合計115団体が参加されています。 この時に演奏した古宮真美子作詞、作曲の「Can Do~君が輝くとき」と「絆~キミとボクのたからもの」を聞かせてもらいました。 全員で歌詞を手話で伝えながら歌います。手話をやるので楽譜が持てません、当然暗譜しなければなりません。歌詞を手話に変える為には詩の意味を理解しなければなりません。歌い手は暗譜し、歌詞と手話を完全に憶えていなければ身体の動きがそろいません。隣の人の動きを見て真似していたら間に合いあいません。指揮の先生も指揮と手話で大変です。 全員がピッタリそろって楽しそうに踊るようにして歌う演奏でした。 16名の声も体の動きもそろった演奏で迫力があります。 講師の講評にあった「歌っている人の顔がキラキラ輝いて見える」はお世辞ではない事が良く分かりました。すばらしい演奏有難うございました。
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