合唱団訪問(国分寺台フラウエンコール)
合唱団訪問(国分寺台フラウエンコール)
4月19日に国分寺台フラウエンコールさんの練習を見学に行きました。 場所は国分寺公民館の視聴覚室です。本日の指導者は東京二期会会員の櫻井先生で伴奏しながら指導されます。幅広い年齢の24名の団員がお集まりで、さらに見学者の方も二人来ておられました。
団員の皆さんは首から大きな名札を掛けています。名札には緑、赤、黄のシールが貼ってあります。緑はアルト、赤はメゾソプラノ、黄はソプラノです。 9時20分から練習がスタートします。最初は皆で床に座ってストレッチです。 櫻井先生からストレッチをすると身体の何処が軸になっているか分かる、軸がふらつくと声もふらついてしまう、身体が少し熱くなるまでやると良いとの話がありました。 苦しい、痛いと小声で言いながら頑張っている人もいます。 ここで先生から春は気温差、気圧差が大きくバテ易いので対策としてカレーをよく食べるとのお話がありました。 ストレッチが終わって発声練習が始まります。ル、ル、ル、ル、ル、ル、ル、ルー。いまどんな空気を吸っていますか、どんな色を思い浮かべていますか、広い広場で声をだしているつもりで、息ははき切る事が重要です、見た目も大事ですなど指示が出されます。最後にゆっくりアで発声して終わりです。
9時35分から歌の練習が始まりました。 最初の曲は「夜です窓です、影絵です」サトー・ハチロー作詞、渡辺浦人作曲の子供の頃を思い出す可愛い曲です。 一通り歌った後に楽譜に書いてある“幻想的”や“ドルチェ”のイメージ作りを行います。ドルチェはイタリア語で甘いお菓子の意味もあるのです。 イメージを作ってから歌いましょう、影絵の“げ”の発音は鼻濁音になど指導があった後に歌うと雰囲気が出てきます。 皆のイメージをそろえて歌うことの大事さが分かりました。
2曲目はC.サンサーンス作曲の「サムソンとデリラ」より「あなたの声に心は開く」です。歌詞はフランス語ですが楽譜にカナが振ってあります。 高いFの音は気持ちが盛り上がらないと難しいが怖がらずに出すように、普段は冷静でも舞台で歌う時は心の温度をもっと上げて歌って下さいなど優しく団員の気持ちを高めてゆく先生の話術はすばらしい。10時17分休憩。 この曲はデリラがサムソンを誘惑する歌です。 メゾもアルトもソプラノのメロディーを歌ってデリラの気持ちを理解すると良いと指導があり、やっと色気も出てきたとの評価を頂きました。
3曲目は江口 泰作詞、イワノビッチ作曲の「ドナウ河のさざ波」です。
日本語なので元気がでます。久しぶりに歌うので楽譜の各所での歌い方を再確認します。
繰り返し歌うところは何かを変えて歌いなさい、アルトがハミングで歌うところはアに変えて明るくしましょうと指導。
最後に全員で立って3曲を歌いました。見学の人も歌っていました。
練習のあとで全員の集合写真を撮りました。有難うございました。
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